太平洋フェリー「いしかり」特等和室に乗船!

北海道苫小牧~仙台~名古屋間を結ぶ大型フェリー 太平洋フェリーの「いしかり」に乗船しました。
太平洋フェリーはフェリー・オブ・ザ・イヤーで28年連続で受賞している大型客船フェリーの最高峰のフェリー会社となります。
今回は全区間ではなく仙台~名古屋まで乗船しました。
最高の環境「特等和室」
苫小牧発名古屋行きのフェリーに仙台から乗船します。
仙台フェリーターミナルは多賀城駅から歩いて20分くらい。
途中にイオンがあるのでイオンで買い物してから乗船します。
乗船手続きをして太平洋フェリー「いしかり」に乗船します。
今回はGotoトラベルの恩恵を受けて、特等和室を手配しました。
基本は湣王トラベラーなので良くてもインサイド(窓なし)の個室ですが
今回は奮発して前方アウトサイドの特等和室にしました。
特等和室は2~3名定員の和室となります。
船の中とは思えない旅館にいるかの様な感覚になる和室です。
もちろんバス・トイレは部屋内にあります。(大浴場があるあのでバスは使いませんでした)
そして、特筆すべき点はフェリーの前方にあるため、窓から船の前方を見ることは出来ます。
夜間は運行上の都合で窓は開けられませんが、昼間はとても素晴らしい風景を見ながら和室でくつろげます。
豪華!「いしかり」船内
船内の様子を紹介します。
船内にはグランドピアノもあり、本来であればピアノの演奏があるのかもしれませんが
現在はコロナ対策としてピアノの演奏はありませんでした。
フェリー内にはゆっくりう出来る場所が多く、リラックスして船旅を過ごすことが出来ます。
船内にある「スタンド ヨットクラブ」では、軽食やドリンクが販売されています。
海を見ながらのコーヒーは格別でした。
軽食としてカレーやピラフなどの食事もあります。
船内にはシアターラウンジ「ミコノス」があり、映画を上映しています。
仙台~名古屋間では3つの映画を上映していました。
韓国映画とアメリカ映画2本を上映していて、スパイダーマンだけ聞いたことがある映画でしたが
部屋が個室なので特にここで映画を見るということはありませんでした。
カプセルタイプや雑魚寝和室の場合はとても有効かもあしれません。
船内でゆっくりしてから甲板に出ると、姉妹船の「きそ」とのすれ違いがあります。
太平洋フェリーでは「いしかり」と「きそ」が苫小牧~仙台~名古屋間を運航しており
昼間の時間帯にすれ違うようです。
さらに進むと、福島第一原発が全景で見ることが出来る場所を通過します。
おそらく、福島第一原発の全景が見れる場所はここだけなのではないでしょうか?
船上から見る朝日、そして名古屋港到着
船旅の醍醐味といえば、船上から見る朝日です。
冬なので寒いですがきれいな朝日が必見です。
これを見るだけでも船旅をした価値があります。
船内レストラン「サントリーニ」では、朝食・昼食・夕食とすべてバイキングで提供しています。
朝食と昼食は1,100円で、夕食は2,100円となります。朝食と昼食はコスパ的に良い気がします。
海を見ながら食べるご飯は最高に美味しく感じます。
朝食後は部屋でまったりして、ついに名古屋港に接岸します。
特等和室の特権である前方窓から名古屋港接岸までもぱったり見ながら時間を過ごします。
和室は前方にあるため、部屋数が少ないので手配が難しいとも言われている客室です。
名古屋港に接岸している時の乗組員の対応などのなかなか見ることが出来ないですよね。
名古屋港に到着して船旅終了。
とても素晴らしい航海でした。
今回は途中区間のみで21時間ほどの航海でしたが、太平洋フェリーであれば全区間40時間の航海も
快適に過ごせそうな気がします。
また、機会があれば全区間乗船したいです。
■太平洋フェリー
https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/
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